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舌下免疫療法(スギ花粉症、ダニアレルギー)

舌下免疫療法(スギ花粉症・ダニアレルギー)

アレルゲン免疫療法は、アレルギーの原因物質を体に取り込むことで、体質を改善していく治療法です。長い時間をかけて体質改善を行うことにより、原因物質に対するアレルギー反応が起きづらくなります。アレルギー性鼻炎の治療の主体は抗アレルギー薬を用いた薬物療法(飲み薬、点鼻薬など)ですが、それらは一時的に症状を和らげる対症療法です。アレルゲン免疫療法は、スギやダニによるアレルギー性鼻炎を根本的に治す可能性がある唯一の治療法です。

アレルゲン免疫療法には、皮下注射による方法と舌下投与による方法の2種類があります。当院では開院当初から皮下注射法による免疫療法を長い間行ってきました。2014年にスギの舌下剤が、また2015年にダニの舌下剤が使用可能となったため、現在では舌下投与による舌下免疫療法を主体に行っています。

毎日、舌の下にアレルギー物質が入った錠剤を置き、1分間舌の下に保持した後、飲み込みます。内服は毎日行い、3年以上、できれば4,5年間治療を継続します。治療中でも効果が期待でき、ダニアレルギーの場合は、投与開始後3~6か月程度で効果を実感する方が出てきて、治療開始後1年以上かけて効果が高まってきます。スギ花粉症では治療開始後の最初のシーズンでも半数以上の方が効果を実感でき、2シーズン目以降にさらに効果が高まる傾向にあります。スギ花粉症、ダニアレルギーの舌下免疫療法では、最終的に80%以上の有効性が期待できますが、残念ながら効果の得られない方も10-15%程度おられます。

治療の流れ

【開始時期】

ダニの舌下免疫療法は、いつでも開始できます。

スギの舌下免疫療法は、花粉飛散時期に開始することはできません。6月~11月の間が、治療開始可能時期です。

 

【アレルギー検査】

原因アレルギー物質を特定することが必要です。血液検査を行い、原因アレルギー物質の確認を行います。その他、皮膚検査を行うことがあります。他院で行ったアレルギー検査の結果をお持ちの方は、ご持参ください。

・血清抗体検査 

採血をして何に対するアレルギーがあるかを調べます。結果が出るまで1週間程度かかります。

・キットを用いた血清抗体検査

指先から数滴の血液を採取し、測定キットを用いて抗体を測定します。結果は、20分でわかります。

・皮膚反応テスト

 

【低用量内服期】

               

スギ花粉症:シダキュア スギ花粉舌下錠 2000 JAU  

ダニアレルギー:ミティキュア ダニ舌下錠3300 JAU 

初回投与は、院内で行います。服用後、30分間院内で待機して頂き、30分後の診察で問題がなければ帰宅して頂きます。翌日から6日間、計7日間は低用量の製剤を服用します。1週後に再受診してください。

 

【維持期】

       

スギ花粉症:シダキュア スギ花粉舌下錠 5000 JAU

ダニアレルギー:ミティキュア ダニ舌下錠 10000 JAU

再診時に1週間の様子をお聞きします。1週間の経過と診察時の所見に問題がなければ、増量した薬剤を処方致します。2週間程度で再診して頂き、そこで問題がなければ、その後は1か月に1回の通院を続けて頂きます。

舌下免疫療法 Q&A

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